Llamaの設定方法や使い方を解説 ~使いこなせばAndroid一番の神アプリ~

特集(第1回) Llama・・・便利です!!

総合ランキングで1位の「Llama」!その使い方や設定方法を解説します。

はじめに

 総合ランキングで書いた通り、特集の第1回にランキング1位の「Llama」の使い方や設定方法について解説したいと思います!!
 まずは「Llama」がどんなアプリなのか簡単に説明したいと思います。総合ランキングで書いたことと重複するとこもありますが、念のためおさらいしましょう。では「Llama」がどんなアプリかというと
 (1)エリアを設定する。
 (2)スマートフォンの設定タイプを作成する。
 (3)アクションを設定する。
 これで様々な設定変更を全自動化してくれるという素晴らしいアプリなんです。例えると「エリア-1:家」「設定タイプ-1:マナーモード、wifi ON」「アクション:エリア-1に入ったら設定タイプ-1にする」とすると、なんと家に入ったらマナーモードになってwifiをONに自動でしてくれるような便利アプリなんです。
 実際には今例えたこと以上に色々な設定が出来て、本当に幅広い設定が可能です。ただ表記が英語で設定がやや難しいということで、マイナーアプリに甘んじてるわけですね。ということで、これからこの「Llama」を解説していきましょう。

Llama


設定項目

設定項目は「Areas,Events,Profiles」

 「Llama」を使用するにはまず各設定項目についての理解が必要です。なのでまずはこの設定項目を1つずつ解説していきます。
 主な設定項目は
 ・Areas:場所の意味・・・・・「家」とか「職場」とか「学校」とかスマートフォンの設定を変える必要がありそうな場所を作成します。
 ・Events:出来事の意味・・・・・「何時になったらマナーモードにする」とか「バッテリーが少なくなったら、Wifiをoffにする」など具体的な行動を設定する。
 ・Profiles:設定の意味・・・・・スマートフォンの設定タイプを作成する。着信音や音量関連がほとんど。
 これらの3つともう1つの4つが右図のように上のタブで切り替えられるようになっています。あとの1つは後で解説するので、まずは先に進みます。

main


Areasの設定

 まず1つめの設定項目「Areas:場所」の解説です。「Llama」は設定によっては「家に帰ったらマナーモードにする」といったことが可能なのですが、この「家」にあたる場所を設定しておく必要があります。
 ではこの「家」という場所を何で判断するかというと、なんと電波のID(みたいなもの?)で判断するのです。Areas,Events,Profilesと並んでた4つめのタブがそれで「Recent」と書かれてます。ただ意味は「最近の」という意味で、これを表示すると左図のように時刻と電波のIDが表記されています。これがその時刻に使っていた電波を表していて最新のものから順に表示されています。
 でどのように「家」を作成するかというと、「Recent」の電波IDから「家」と思われる電波IDをタップします。家でこの作業を行う場合は、最新の電波IDが「家」となることは間違いないでしょう。他の場所で作業する場合は、確実に家にいた時間帯の電波IDを選ぶ必要があります。でそれをタップすると左図のように「Add to Area」と「Ignore cell」が表示されます。ここで「Add to Area」を選び、次に「Create new area」を選びます。すると名前の入力となるので、そこで名前(ここでは家とします)を入力すると「家」が作成されます。
 実はこれで終わりではないのです。電波IDなのですが、どうも1つのIDあたり範囲として大体50~100mぐらいです。なので家にいても複数のIDを拾います。ですから家で拾う可能性のあるIDは全て「家」と設定しておいた方が良いでしょう。ちなみに一度作成したAreasは「Add to Area」のあとに表示されるので、そこで選択すればOKです。このAreasの設定に関してはその場所で設定するのをお勧めします。複数の電波IDを設定するのに「この時間は・・・」とか思い出すのは大変です。「家」を設定するなら家に1時間いて、その1時間で拾った電波IDを全て「家」に設定するのが手取り早くて良いと思います。

Areas


Eventsの設定

 続いて「Events」の設定です。「Events」は先ほども書いたように「何時になったらマナーモードにする」といった具体的な行動を設定するものです。
 その条件は「Condition」と「Action」の2つを組み合わせて、「○○○(Condition)なら○○○する(Action)」という感じで作成します。
 下にLlamaで設定できる「Condition」と「Action」の一覧表を示してあります。これだけの項目を自由に組み合わせられるので、ある意味出来ることは無限大です。中には私にもよくわからない項目もあったりしますが、基本的に使いやすいのは理解できるものなので、よくわからないのは無視しています。
 ではせっかくなので「家(Areas)に入ったら、Wifiをonにする」という例でEventsを作成してみましょう。
 まず上のタブから「Events」を選びます。そしてEventsの設定画面になったらまずは名前を決めましょう。何でも良いですが、なるべくわかりやすくしておきましょう。
 そして次に下にある「Add Condition」をタップしてConditionの選択画面を開きます。ここで「Enter/In Area」をタップします。すると設定されている「Areas」が表示されるので、ここで「家」を選びます。
 Events設定画面に戻るので、今度は「Add Action」をタップしてActionの選択画面を開き「Wifi」を選択します。そして「Wifi On」を選びます。
 これで「家(Areas)に入ったら、Wifiをonにする」の設定は終了です。もし項目を取消す場合は下の「Remove」をタップして項目をタップすると削除されます。また条件や行動は右の「▼」で後から修正もできます。

Events

Condition 意味
Active application
Airplane mode
Alarm time
AND
App Notification Bar Icon
Audio becoming noisy
Battery Level
Bluetooth Device Connected
Bluetooth Device Disconnected
Bluetooth Device Not Connected
Calendar Event
Cell state
Car mode
Charging or Unplugged
Day of the Week
Desk dock
Enter/In Area
Headset Connected/Disconnected
Leave Area
Llama variable
Music Playback
Not in Areas
OR
Phone reboot
Screen on/off
Screen rotation
Time between
User is present
Wifi Hotspot
Wifi Network Connected
Wifi Network Disconnected
~アプリが動いたら
機内モードになったら
アラームの時間になったら
~そして~(条件を組合わせる)
通知バーにアプリのアイコンが出たら
オーディオがうるさかったら
電池の量が~なら
ブルートゥース機器が接続されたら
ブルートゥース機器が切断されたら
ブルートゥース機器が未接続なら
カレンダーのイベントが~なら
電波IDが~なら
車載モードなら
充電中やプラグが未接続なら
~曜日なら
デスクドックなら
~エリアに入ったら
ヘッドセットを接続,切断したら
~エリアを離れたら
Llamaが~値になったら
音楽が操作されたら
~エリアにいなかったら
~もしくは~(条件を組合わせる)
再起動時に
画面on/off時に
画面回転時に
~時から~時に
使用してるとき
Wifiホットスポットなら
Wifiネットワークが接続されたら
Wifiネットワークが切断されたら
Action 意味
2G/3G
4G
Account Sync
Airplane Mode
Android intent
APN
Bluetooth
Car mode
GPS
Haptic feedback
Kill application
Llama Android Polling
Llama Bluetooth Polling
Llama Cell Polling
Llama Notification Icon
Llama Profile Changes Lock
Llama variable
Llama Wifi Polling
Locale plugin
Media player
Mobile Data
Music/Media Volume
Play a sound
Profile
Queue another event
Reboot
Reminder
Run App Shortcut
Run Application
Screen Brightness
Screen Lock
Screen lock password
Screen Off
Screen On
Screen rotation
Screen Timeout
Speak
Speakerphone
Turn off phone
USB mass storage
Vibrate
Wallpaper
Wifi
Wifi hotspot
Wifi sleep policy
2G/3Gの設定を操作する
4Gのon/offを操作する
アカウントの同期を操作する
機内モードのon/offを操作する
Androidの設定を操作する
APNのon/offを操作する
Bluetoothのon/offを操作する
車載モードのon/offを操作する
GPSのon/offを操作する
長押時のフィードバックを操作する
~アプリを終了させる
Androidのデータ問い合わせをする
Bluetoothの接続確認をする
電波IDの再検索をする
通知バーのLlamaアイコンを操作する
「Llama Profile」をロックする
Llamaを~値にする
Wifiの再検索をする
???
メディアプレイヤーを操作する
モバイルデータのon/offを操作する
音楽,メディアの音量を操作する
音楽を再生する
「Profile」を操作する
他の「event」に合図する
再起動する(作動しない?)
注意を表示する
~アプリのショートカットを起動する
~アプリを起動する
画面の明るさを操作する
画面のロックを操作する
画面のパスワードロックを操作する
画面をoffにする
画面をonにする
画面の回転を操作する
画面の終了時間を操作する
Llamaに話させる
スピーカーホンを操作する
電源を落とす
USB接続を操作する
バイブレートを操作する
壁紙を操作する
Wifiを操作する
Wifiホットスポットの設定を操作する
Wifiの設定を操作する

Profilesの設定

 長かったLlamaの設定も最後の「Profiles」となりました。「Profiles」は「Events」の設定の箇所でも少し出てきています。なのでお気づきの人もいるかもしれませんが、「Profiles」とは要は音関連の設定をまとめたものです。前に解説した「Events」に比べればたいしたことはありません。ということで、さっそく設定方法を説明ていきたいと思います。
 まずこれまで同様、上のタブから「Profiles」を選びます。そして下の「+」をタップして「Profiles」設定画面を開きます。あとは音関連の項目を中心に設定していくだけです。表記が英語のため一応、左に一覧表を載せておきますが、基本的に「音や音量を変更するか?」する場合は、その時の「音量や音の選択」という流れです。
 最後の方にLlamaアイコンというのがありますが、これはLlamaが起動していると通知バーにLlamaアイコンが表示されます。その時のアイコンで今のProfileがわかるという代物です。

Profiles

設定項目 意味
Profile name
Change ringtone volume
Ringtone volume
Change notification volume
Notification volume
Change ring/vibrate/silent
Choose viblate mode
Change ringtone
Ringtones
Change defauit notification tone
Notification tones
Change music/media volume
Music/Media volume
Change in-call volume
In-call volume
Change system sounds volume
System sounds volume
Change Llama Icon
Llama icons
Number of dots
Noisy contacts
Noisy ringer volume
LlamaTones
More info...
Where's the other settings?
Profileの名前
着信音量の変更
着信音量
通知音量の変更
通知音量
着信音のみ/バイブ/サイレントの変更
バイブレートモードの選択
着信音の変更
着信音の選択
通知音の変更
通知音の選択
音楽/メディアの音量変更
音楽/メディアの音量
受話音量の変更
受話音量
システム音量の変更
システム音量
Llamaアイコンの変更
Llamaアイコンの設定
Llamaアイコンの大きさ
大音量着信の設定
大音量着信の音量
???
もっとよく知りたい人への導入
「音以外の設定はEvents」の表記