さてお久しぶりです。特集です！
　今回の特集は「ホーム画面のカスタマイズ　～Androidスマートフォンだから出来るおしゃれなホーム画面～」です。過去の特集第1回から3回までは特定のアプリやアプリで出来ることなんかを解説してきたのに対して今回は「ホーム画面のカスタマイズ方法の1つ」を紹介します。
　Androidスマートフォンに慣れてくると、だんだんアプリだけでなくスマートフォン自体をカスタマイズしてみたくなるものです。特にAndroidスマートフォンではホームアプリというアプリで手軽にホーム画面をカスタマイズ出来るので、ホームアプリを使ってテーマや独自のウィジェットを配置してみたりしてる人も多いかもしれませんね。
　さらにはホームアプリを使ってちょっと人とは違うホーム画面にしたいと考える人もいるでしょう。そこで今回は比較的簡単に作成できるおしゃれでちょっと変わったホーム画面の設定方法を紹介します。

　さてまずは使用するアプリを紹介します。今回はホームアプリは「SS Launcher」を使用し、フォルダアプリとして「SiMi Folder Widget」を使用します。そしてライブ壁紙として「Multi Picture Live Wallpaper」を使用します。
　「SS Launcher」はデザイン重視のホームアプリでレイアウトやアイコンデザインの自由度が特徴のホームアプリです。
　「SiMi Folder Widget」はショートカットや連絡先、ブックマークといったものをフォルダに整理するアプリです。
　「Multi Picture Live Wallpaper」はライブ壁紙として、ページ毎に壁紙を設定することのできるアプリです。
　一応それぞれの特徴等は「おすすめアプリ　ホーム」のところでも紹介してるので、気になる人はまずはそちらを見てみてください。

　ではホーム画面を設定していきましょう。といってもまずどんなホーム画面を作成するのか説明しておかないといけませんね。今回作成するのは透明アイコンを使ったホーム画面です。
　とこれだけ言われてもピンとこないかもしれませんね。通常のホーム画面はどんなホームアプリを使っていてもアイコンやウィジェットをタップしてアプリを起動しますよね。しかし透明なアイコンを使うとあたかも壁紙をタップしてアプリを起動してるようなちょっと変わったホーム画面にカスタマイズ出来るんです。
　まぁ文章だけでもわかりづらいので、サンプルとして下に「SS Launcher」と「SiMi Folder Widget」と「Multi Picture Live Wallpaper」で実際に設定したホーム画面を載せておきます。サンプルは部屋をイメージしたホーム画面で設定の一部を紹介すると、窓のところをタップすると「ブラウザ、Google Play」といったインターネット関連のアプリが表示され、引出しをタップすると「電話帳、LINE、Viber」といった連絡系のアプリが表示されます。また隣のページの鏡をタップするとカメラ等のイメージ系のアプリ、さらに隣のページはドロワーで背景は引出しの中という設定になってます。

　どうでしょうか？家の中のリビングや棚や引出しなんかをテーマにホーム画面をカスタマイズしたサンプルでした。ちょっと変わっていておしゃれじゃないですか？何よりもホーム画面にアイコンが配置されていないというのが斬新ですよね。もちろん人によってアイデアやテーマは色々あると思うので、壁紙さえあれば色んなおしゃれなホーム画面が作れると思います。

　それでは今度こそ設定画面の説明に移りましょう。まずは基本となるホーム画面の設定です。
　ホームアプリは「SS Launcher」を使用するという前提で説明していきます。このホームアプリで設定することは主に2つで
　(1)アイコンをまずは全部削除する。
　(2)ページ数とテーマを決める。
　です。
　まずはホーム画面に配置されてるアイコンを全部消してしまいましょう。ちょっと手間ですし、全部消すのは躊躇してしまうかもしれませんが、ホーム画面をカスタマイズする時はそれぐらいの思い切りがあった方が整理されてより良いホーム画面になります。
　次にページ数とテーマですが、これは人によって異なりますので設定方法だけ紹介しておきます。
　ホーム画面で「Menu」ボタンを押して「ページ」を選ぶと、ページの設定項目が表示され、「新規ページ」で新しいページが作成され、「現在のページを変更」で現在のページのラベルの変更等が出来ます。またここでホーム画面上部に表示されてるラベルのフォント等も変更できるので、ラベルの雰囲気も変更したい場合はここで設定しましょう。。

　続いて「Multi Picture Live Wallpaper」で壁紙を設定しましょう。
　壁紙の枚数等も人によって異なると思うので、ここでは設定方法のみを解説します。また壁紙は機種によって表示サイズも異なるので、用意した壁紙が思うようなサイズで表示されない場合は壁紙のサイズを調整するアプリ等で調整する必要があるので注意してください。
　ホーム画面で「Menu」ボタンを押して「壁紙」を選び「ライブ壁紙」を選択します。「Multi Picture Live Wallpaper」を選択し「設定」を押しましょう。ここで各画面の画像や画面変更時の切替方法等を設定します。

　続いて「SiMi Folder Widget」で表示させるアプリを整理しましょう。
　まず「SiMi Folder Widget」を起動して「Folders」を選びましょう。ここで「Add Folder」を選択します。フォルダ名を決め、フォルダタイプは「App Folder」とし「Lancher Settings」も任意で設定します。重要なのは「Widget Settings」で、ここで「背景が透明のLINE1～3」のレイアウト(下図参照)を選び「Save」します。そうすると先ほどの設定画面に戻るのでここでも「Save」を押します。
　するとフォルダが作成され選択可能になるので今作成したフォルダを選択します。ここで「Add」を選択し、このフォルダに入れるアプリにチェックを入れて「Save」を押しましょう。
　これで「SiMi Folder Widget」の一通りの設定は完了です。まとめたいフォルダを作り、それを透明アイコンに設定して、整理するアプリを決める。という流れです。後でホーム画面に配置する数だけ先にフォルダを作成してアプリを整理しておいても良いでしょう。

　最後に「SiMi Folder Widget」をウィジェットとしてホーム画面の好きな位置に配置しましょう。
　配置の仕方は通常のウィジェットと同じでホーム画面で長押しして「新規オブジェクト」を表示させて「ウィジェット」を選びます。そして「Simi Folder 1×1」を選び、配置するフォルダを選択します。最後にアイコンの大きさや位置を調節して完了です。

　これで一通りの作業は完了です。後は自分の好きな位置に好きなフォルダを配置して、自分オリジナルのホーム画面にカスタマイズしましょう。

　今回は「ホーム画面のカスタマイズ　～Androidスマートフォンだから出来るおしゃれなホーム画面～」として透明アイコンを使ったホーム画面のカスタマイズ方法を特集しました。iPhoneとAndroidスマートフォンの最大の違いはやはりホーム画面をカスタマイズ出来ることだと思うので、Androidスマートフォンを使ってる人は是非ともホーム画面のカスタマイズに興味を持ってもらいたいところです。
　またホーム画面はロック画面の次に良く見る画面だと思いますし、人に見られる機会もそれなりにあると思います。まぁ自己満足の世界ですが知人が自分のスマートフォンを見たときに「何このホーム画面！！すげーおしゃれ！！」ってなったらやっぱり嬉しいじゃないですか(笑)。また今回のカスタマイズ方法は人によって色んなアイデアがあると思うので、自分なりの斬新なホーム画面で作成できると思います。
　ってことで以上特集第4回でした。最後の最後に一言、実はホーム画面のカスタマイズより、自分のテーマに合う壁紙を探す方が大変だったりもするので、そこはご了承ください・・・・すみません。