さて特集第5回です！
　今回の特集は「アプリのデータ量　～どうしてPlayｽﾄｱのﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ前後でｱﾌﾟﾘのﾃﾞｰﾀ量は違うのか？～」です。
　皆さんはAndroidスマートフォンを使用していて「なんかPlayストアで表示されてるアプリのデータ量とダウンロード後のデータ量って違うな～？」という疑問を持ったことはないですか？
　今回はそんな疑問を解消すると同時に人気のある主要なアプリについてのダウンロード前後のデータ量の一覧表を載せてますので、スマートフォンの空き容量に困っている人は特に必見です。

　さてここからはアプリのデータ量がどうしてPlayストアの表示とダウンロード後で違うのかを解説していきます。どうしてアプリのデータ量が違うのかを説明するにはアプリの開発→Playストアへの登録→ダウンロードという流れで説明するとわかりやすいので、この流れに沿って解説していきます。
　まずはアプリの開発ですが、これはいわゆる「開発者」と呼ばれる人がアプリを製作するわけです。開発の仕方は様々ですが、このときは当然アプリが動くような状況、例えるなら実際のスマートフォン等で動かしながら開発するわけです。そしてアプリが完成したら、それをPlayストアに登録するために準備が必要になってきます。
　では続いてPlayストアへの登録ですが、開発者がアプリをPlayストアに登録する前にやっておかなければいけないことがあるのです。それがアプリの圧縮と言われる作業です。右図のように開発者がアプリを製作してる段階では、当然アプリが動くような形でアプリを扱っています。しかしこれをPlayストアに登録するには箱に整理して詰めなければいけないのです。これがアプリの圧縮と呼ばれる作業で、そしてこの圧縮された状態、箱詰めされた状態がPlayストアに表示されるアプリのデータ量となるのです。
　なんとなく、データ量の違いのからくりがわかってきた人もいるかもしれませんが、最後にダウンロードについて説明します。気に入ったアプリを使用したいと思った人はPlayストアに登録されているアプリをダウンロードして、そして自分のスマートフォンで使用します。これを先ほどの例えで説明すると右図に示すように、Playストアから箱詰めされたアプリを受け取り、そして自分の机で箱からアプリを取り出して、使えるように配置する。というような感じになります。このときのアプリが使えるような配置になったときの大きさがダウンロード後のアプリのデータ量となるのです。
　こういった流れからPlayストアで表示されてるアプリのデータ量とダウンロード後のデータ量に違いが出てくるのです。

　上記でアプリのデータ量の違いについて解説しましたが、ここではアプリのデータ量の一覧表を載せておきます。というのもスマートフォンがかなり進化してきたとはいえ、いまだに容量不足に悩んでいる人が多いように感じるからです。ここではPlayストアで表示されてるデータ量とダウンロード後のデータ量、あとSDカードへの移動の可否、そしてアプリはバージョンによってもデータ量が異なってくるため、調査したバージョンを一覧表としてまとめておきます。もちろん今後のバージョンアップなどによってもデータ量は変わってくると思うので、そこはご注意ください。
　またここでのダウンロード後のデータ量はダウンロードした後に一度起動した後のデータ量としてます。というのもアプリによっては初回起動時に色々必要なデータをダウンロードしてくるアプリもあるからです。

　今回は「アプリのデータ量　～どうしてPlayｽﾄｱのﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ前後でｱﾌﾟﾘのﾃﾞｰﾀ量は違うのか？～」としてアプリのデータ量について特集しました。
　最近のAndroidスマートフォンは性能が良くなってきたとはいえRAMは1GBが標準です。システム自体が250～300MBぐらいを使用することを考えると残りは700MB程度。どんどんアプリをいれる人にとっては、とても余裕があるとは言えないのが現状です。ですのでアプリのデータ量というのも一度確認してみるのも良いかなと思います。
　なによりも今回この特集を通じて、アプリのダウンロード前後のデータ量がこんなに違うのか、と自分でもちょっと驚くようなところもありました。できればPlayストアでもダウンロード後のデータ量も表示してほしいところですが、それはなかなか難しいのでしょう。なにはともあれそれでも必要なアプリを入れて、不必要なアプリは削除するというちゃんとしたスマートフォンの管理をすれば、そうそう容量に困ることもないでしょうから、基本ですけどスマートフォンをしっかりと管理して便利に使いましょう。