AirDroidの使い方 ~アンドロイドスマートフォンの神アプリ AirDroid2まで網羅~

特集(第8回)AirDroidの使い方 ~アンドロイドスマートフォンの神アプリ AirDroid2まで網羅~

はじめに

 さてかなり久しぶりに特集です。今回特集するのは「AirDroidの使い方 ~アンドロイドスマートフォンの神アプリ AirDroid2まで網羅~」です。
 特集の第一回では自分的に一番素晴らしいアプリということで「Llama」を特集しましたが、久しぶりにそれに続く1つのアプリで特集を組む形です。ではAirDroidってアプリは本当にそんなに素晴らしいアプリなの?ってことですが、まぁ・・・便利です!!私個人としてはLlamaとこのAirDroidが便利なアプリとしての2強なのですが、Playストアなんかのダウンロード数や評価を見ると、LlamaはともかくAirDroidは神アプリとして間違いない地位を気付いていると言って良いでしょう。
 ということでそんな素晴らしいアプリAirDroidを紹介していきましょう!!しかも今回はbeta版のAirDroid2の方まで紹介しようと思ってるのでぜひチェックしてみてください。


AirDroidの使い方

まずはAirDroidの概要から

 さてそれではまずはAiedroidがどんなアプリなのかという点から紹介していきたいと思います。
 AirDroidの機能を簡単に言うと「AirDroidを起動することでスマートフォンの中身をPCで見れるようになり、さらにスマートフォンとPC間で画像や音楽等のデータを簡単にやりとりで出来る。」という感じです。
 とても便利なAirDroidなんですが、基本的にはwifi接続が必要となるので無線LAN環境がない場合はあまり便利ではなくなってしまうので、無線LANの設定が出来る人は、環境を整えておくことをお勧めします。
 ただし後で紹介するbeta版のAirDroid2ではwifi接続なしでも色々と可能になるので、無線LANとか良くわからないという人はAirDroid2に頼っても良いとは思います。ただし通信速度等がwifiの方が良いのは間違いないので、基本的にはwifiを推奨してます。

AirDroid

使用方法は起動してPCでパスワードを入れるだけ

 ではAirDroidの使い方を解説していきます。ここは基本的に特集の第2回で紹介した内容とほぼ同じなので、説明も同様の感じでいきます。

 まずはスマートフォンにPlayストアからAirDroidをダウンロードして、AirDroidをインストールします。
 次にスマートフォンでAirdoridを起動して,AirDroidのURLとログイン用のパスワードを表示します。ちなみにこの時,表示されるパスワードはAirDroidを起動するたびに変わるように初期設定されています。

AirDroid-1 AirDroid-2 AirDroid-3
AirDroid-4 AirDroid-5 AirDroid-6

 続いてPC(パソコン)側でブラウザ(IEやFireFox,GoogleChrome等)を起動して,前の手順で表示したURLにアクセスして,パスワードを入力してログインする。このときにAirDroidのURLはお気に入り等に登録しておくと次回以降、使用する時に便利です。

AirDroid-11 AirDroid-12

 これでブラウザにスマートフォンの管理画面が出てきて,「写真」をクリックすればスマートフォン内にある写真が表示され、「ミュージック」をクリックすればスマートフォンに保存されている音楽が表示されます。もちろんこれらのデータをスマートフォンとPC(パソコン)間でやりとりすることも可能で、その操作性もわかりやすく使いやすいです。
 更にはあまり使わないかもしれませんが、データのやり取り以外にも着信音の変更や連絡先に編集などスマートフォンの簡単な設定変更であれば、このAirDroidで行えるというすごさ!
 このスマートフォンとPC(パソコン)間のデータのやりとりの簡単さがAirDroidに神アプリとしての地位をもたらしたのでしょう。
 とまあ、ここまでAirDroidの使用方法を説明してきましたが、ここまでなら特集第2回とほとんど変わりません。この後ついにAirDroid2についても紹介していきますので、気になっている人は要チェックです。


AirDroidから進化したAirDroid2

AirDroid2になって変わったこと

 さてではいよいよAirDroid2の解説をしていきたいと思います。
 まずはAirDroid2になって追加された機能ですが主なものは以下の点です。
 ・Wifi接続環境ではなく、3Gや4Gといった電話回線でも使用可能になった。
 ・スマートフォンのカメラをAirDroidで起動して、撮影することが可能に。
 ・スマートフォンのGPSがONになっていれば、AirDroidでスマートフォンの現在地を探索できる。
 ・AirDroidでスマートフォンを操作して電話をかけることが出来る。
 とまあ主な追加機能はこんな感じです。何と言ってもWifi環境下でなくても使用できるというのが最も大きい追加機能だと思います。まぁもちろんAirDroidをPCとのデータ共有という目的で使用する場合は、あまり重要ではないのですが、逆に電話回線でも使用できるようになったことで他の用途でも使えそうな可能性が増えたという印象が強いです。
 とにかくこの進化したAirDroid2も簡単に使い方等を説明していきましょう。

AirDroid

beta版のためPlayストアからはダウンロードできないので要注意

 ではAirDroid2の使い方を解説していきます。といきたいのですが、まずは注意点。この記事を作成している現時点ではAirDroid2はまだbeta版で正式リリースはされていません。そのためPlayストアからもダウンロードできませんので要注意です。ちなみにbeta版なのでもちろんトラブル等の責任関係は自己責任が基本となるでしょうから、そのあたりはしっかり確認してから試してください。
 というわけでまずはダウンロード先の紹介とインストール方法を紹介しておきましょう。

 ・スマートフォンで直接AirDroid2をインストールする場合は、スマートフォンの設定で「提供不明のアプリ」のインストールを許可する設定にしてから、以下のリンク先をスマートフォンでアクセスしインストールしてください。
 ・PCでアプリをダウンロードしてスマートフォンにインストールさせる場合は、以下のリンク先からApkファイルをPCの任意の場所にダウンロードして、AirDroid等のアプリでスマートフォンにApkファイルを移動して、スマートフォンでApkファイルを指定して、インストールします。
 AirDroid2のリンク先 http://AirDroid.com/invite/AirDroid_v2.apk

いよいよAirDroid2を使用してみる

 無事にAirDroid2をインストールできたら、いよいよ使用してみましょう。

 まずは起動して登録しましょう。AirDroid2は電話回線を利用しての使用が可能になった分、何かしらのIDが必要になります。そのため起動時に何かしらのIDを利用して登録が必要になります。まぁAndroidスマートフォンを使用している人ならGoogleのIDは持っているはずなので、基本的にはそれで良いでしょう。その他にもFacebookやTwitterのIDでも大丈夫です。

AirDroid2-1 AirDroid2-2 AirDroid2-3

 後の使用方法は通常のAirDroidとあまり変わらず、PC(パソコン)側でブラウザ(IEやFireFox,GoogleChrome等)を起動して,AirDroid2のURLにアクセスするだけです。通常のAirDroidとはURLが変わってるので注意しましょう。また通常のAiDroidとは違って基本的にIDによるログインとなるのでパスワードを入力することはなくなります。なんかここまで便利になると、ちょっと不安になる人もいるかもしれませんね。

AirDroid2-11 AirDroid2-12
AirDroid2-13 AirDroid2-14

 これで通常のAirDroid同様にブラウザにスマートフォンの管理画面が表示されたはずです。
 せっかくなので、主な追加機能を使ってみた画面を載せてるので、簡単に紹介しておきましょう。
 ・「Find Phone」をクリックすれば、スマートフォンの現在地が表示されます。私がこれを試したのが千葉県とわかってしまいますね・・・・。表示はGoogleマップに近い雰囲気の表示で、表示範囲ももっと狭い範囲で表示されるのですが、ちょっとここではそれは出来ないので、ご自身で試してみてください(笑)
 ・「Camera」をクリックすれば、スマートフォンでカメラが起動して、その様子がAirDroid側でも確認できます。でズームも可能ですし、撮影ボタンを押せば撮影されます。わたしがDell製のディスプレイを使用してるのがばれちゃってますね・・・。ちなみに私が確認したところ、なんとこの撮影されたデータが保存されるのはPC側です。というか撮影した瞬間にその画像の保存先をPC側のどこに保存するか訊いてきます。・・・・ちょっと便利すぎて色々悪用されないか心配になってくる機能です・・・。ちなみにシャッター音はばっちり鳴りますので、くれぐれも悪用はしないようにしましょう。
 ・「電話マーク」をクリックすれば、電話もかけられる。この記事を作成してる時に、「誰かに電話してみようかな・・」と考えたのですが、おそらくこの機能はPC側にマイクが必要になってくるので、申し訳ないですが試してません。興味がある人はぜひ試してみてください。というか私的にはPCでスマートフォンを操作して電話をかけるシチュエーションが想像できないのですが、そういう機能が必要な人もいるのでしょう・・・。

新しい機能の便利な使い方を考える

 AirDroid2で追加された新機能により使える場面が増えたのは間違いないと思います。そこでここでは新機能を利用した便利な使い方を考えたいと思います。あくまで考えるだけなので、実際に試してはないのでご了承ください。

 ・スマートフォンを失くした場合は「Find Phone」で探せる。
 これは当然思いつきますよね。ただ注意点としてスマートフォン側はGPSがONになってないといけません。バッテリー等の問題でGPSをOFFにしてる人は要注意です。
 ・カメラ機能で何かを監視する。
 実はカメラ機能については撮影以外にも便利に使用できる雰囲気がします。というのもリアルタイムに画面が表示されるため、例えば外出時に家の様子を確認したり、ペットの様子を見たりすることは出来そうです。ただしスマートフォンを置いていかなければいけないので、それ用のスマートフォンが必要になってしまいますが・・・・


最後に

 いやはやAirDroidはかなり便利だと感じていましたが、AirDroid2になってさらに進化を遂げた感じです。電話回線を利用することでとても便利になって、利用できる幅が広がりました。ただしそのためIDの登録が必要になり、情報等の管理に注意が必要になった感じはします。また便利すぎる反面、悪用されないかなぁという心配も出てきました。しかし便利なものが開発されるのは間違いなく良いことなので、あとは使う側がどう使うかの問題です。ある意味、こういったものがあるということを多くの人が知って使うことでより良いものが生まれたり、問題の対応策が出来たりもするので、この特集を読んで興味を持った人はぜひ使ってみてください。